ひどのものおき

どこにもいきばのないぶんしょう

A3は卑劣な沼である

やぁまた。

日付は9月ということらしいね。

でもほらなんか、世間は大変なんでしょ?

アタイ、そういうのに縛られないからさ。

好きに、生きていきたいわよね。

だって、アタイ、スーパーウーマ…じゃないわ。

そういうのじゃないわ。

そういうのだったら楽だったわ。

むずかしいね、むずかしいね。

 

どういう展開で書くのか忘れてた。

 

皆さんは、『A3』というアプリゲームを知っているだろうか。

『イケメン役者育成ゲーム』という、パンチと制作サイドの必死さを感じるテーマのゲーム。

劇団に所属する役者と共に苦難を乗り越えていくタイプのやつ。

劇団には春組、夏組、秋組、冬組というのが存在しているのであるが、

わりとなんかすごいの、皆キャラが。

濃いのなんの。

 

システムは、言ってしまえば、ポチゲー。

オートがあるから、他のポチゲーより存外楽だけど、それでもまぁポチポチする。

ポチポチポチワンワン。

 

各言う私も一応やっていてね。

知り合い達に散々囲まれに囲まれて、やるハメになったんだ。

かごめかごめ、かごの中の鳥はいついつ出会う。

 

そしてこのゲームのキモというべき部分がストーリーだと思う。

現在、第一部であるact1、第二部であるact2までが配信されており、

act1、act2共にレベルや経験値をあげていくことによって解放されて、読むことが出来る。

act1は、それぞれの組が結成され、第一回公演に向けて進んで行く姿が見られ、

act2は、新規団員を含めた新たなステージへ向かう姿が見られる。

クソ重いってほどじゃないけど、それなりに胃が痛くなることがままある。

キョウカンセイシューチとかいう何かがある人は大変だろうなって思う。

 

まあ始めたわけですよ、私も。

最初始める前に、公式HPのキャラクター欄を見てみてさ。

「あー春かなー?これ」とか、「んー冬はなんか凄そうだな…」とか。

色々見ていたわけですよ。

 

ネタバレを回避しながら言うのがとても難しく、

とても個人的な印象だけど

春はとても春らしかった。

可愛らしいというか、初々しいというか。

「あー至さん、沼だな、気を付けよう」。

そういう感情が芽生えたのは確かだった。

 

夏は青春っぽかった。

年齢が比較的近いこともあるのか、とても素敵な感情だった。

なんかみんな可愛いなって思った。

幸とか天馬とかさ、良いよね、なんか。

そういう風に思った。

 

秋が鬼門だった。

すでにやっているメンツに「秋が刺さる」と言われていたから。

だが、そういうことを言われてしまうと、逆張りしてしまうのが世の情け。

「そう簡単には落とされまい」と思うわけだ。

舐めないで欲しい、私のことを。

数々のコンテンツで、安易には足を突っ込まなかった私を。

そう、だから、読んでやったよ、秋組をさ!

 

 

 

 

太一いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい

うわああああああああああああああああああああ

な、な、七尾太一いいいいいいいいいいいいいいい

うわあああああああああああああああああああああ

ああああああああああああああああああああああ

あ、あああ、あああああああああああああああああ!!!

う、うわああああああああああああああああああああああ!!!

ああああああああああああああああああ!!!!!!

んんんんんんんんんんんんんんんんんん!!!!!!

あ、あ、あああ、あああああっっっ!!!!!

ひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!

だ、だあああああああああああああああああああああ

そ、それ、ああああいいえええええええええええええ

も、むむむりいいいいいいいいいいいいいいい

いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい

アアバババババババババババ!!!!!

 

 

 

即死。

即落ち。

圧倒的敗北。

 

秋組はいいぞ…秋組はいい…。

我々は秋組の前では無力だ…無力なのだ…。

勝てない、勝てる要素がない…。

そんな方法、ずるいじゃないか…。

 

その勢いのまま、CDを買いました。

もちろん七尾太一のソロが入ってるやつ。

歌詞を見れば見るほど、聞けば聞くほど、あまりにも七尾太一。

なんという濃縮還元七尾太一なのだろうか。

あまりにも卑怯だと思った。

こんなものを見せられて、こんなものを聞かされて、俺はどうすれば良かったのか。

逃げ場がない、逃げる暇もない。

ただただ心をえぐられる、だけど心が優しくなる、そんな気持ち。

それが七尾太一なのか、そう思い知らされた。

どこまでも、どこまでも七尾太一。

 

七尾太一ショックが強すぎた私は、その勢いに乗って冬も早々に全開放した。

 

最高か、最高だな。

大人ばっかりだからか、重い。

だけど、むかつきが起こるようなものではない。

スッと喉を通る、素晴らしい展開だった。

 

そうして僕は無課金ながら始めることになった。

七尾太一のウェディングは開花までは出来た、努力。

七尾太一のミックス公演は出なかった、運命。

 

卑劣だ、実に卑劣だと思った。

だが、同時に思った。

 

ちょっと思っている以上に課金しないとダメだな、と。

 

卑劣な沼である

 

 

P.S.
僕は監督ちゃんではない。

監督ちゃんと劇団員を眺める、空の何かなのだ。

僕は違う、僕は、違うのだ…。